平戸商工会議所青年部(長崎県、平戸YEG)は、会員事業者の商品などを詰め合わせた福袋「普来袋(ふくぶくろ)」を1口5000円で販売する「♯笑顔プロジェクト」を実施し、5月31日、平戸文化センターなど平戸市内の3カ所で購入者に受け渡しを行った。
同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により売り上げが減少している事業者を支援し、人々の「笑顔」を取り戻そうと実施したもの。‶必ず普通の生活が戻ってくる〟との思いを込めて「普来袋」と名付けた。
商品は、平戸の海産物や名物の「川内かまぼこ」、甘酒、菓子のほか、商品券や商品引き換え券など。19事業者が持ち寄り、その中から12商品をランダムに組み合わせて1袋が合計6000円以上となるお得な福袋とした。5月1日から25日まで申し込みを受け付け、好評を得て用意した500袋を完売した。
受け渡し方法は配達も検討したが、感染予防のため指定場所での受け渡しとし、「密」を避ける対策を講じた。同所は「店にとっては商品を購入してもらい、少しでも売り上げにすることが重要と感じて普来袋を企画した。お客さんにとっても、平戸の産品の魅力再発見につながれば」と話している。
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