小山商工会議所(栃木県)は2月24日の「プレミアムフライデー」開始に当たり、会員約2300事業所に特別な商品、サービスの提供を呼び掛けている。飲食店ならプレミアムフライデー用の特別メニューや「プチぜいたく」を感じられる商品の提供、理美容店などサービス業ならその日限定のサービスなどで市民の消費意欲を喚起し地域活性化につなげる目的だ。
プレミアムフライデーは、月末の金曜日に仕事を早く切り上げ、個人が「幸せ」「豊かさ」を感じる時間の創出を促そうという取り組み。生活スタイルの変革や地域などコミュニティー機能の強化、デフレ的傾向を変えるなどの機会になるとして経済産業省が提唱。昨年12月に「プレミアムフライデー推進協議会」が設立された。
同所はこの趣旨に賛同してプレミアムフライデーのロゴマーク使用を申請し、チラシとポスターを作成。2月1日より関連団体などへの周知を図り参加店の募集を行っている。
初回は参加20店舗が目標。実施店にはポスターを掲示しPRする。また、製造業に対しては早めの終業などの呼び掛けを行っていく。
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