セレクト地域短信 のぼり旗でセンバツ応援 市内に300本掲げる

釜石商工会議所(岩手県)は2月22日、第88回選抜高校野球大会に20年ぶりに出場する釜石高校への応援を盛り上げようと市内に応援のぼりを掲げた。のぼりの高さは約2・5メートルで。同校のスクールカラーである紫地に白文字で大会出場を記し「復興の光!」「全国の支援に感謝いたします」などと染め抜いた。のぼりは全部で300本つくり、釜石駅前や道の駅など市内10カ所以上に立てる。大町の青葉通りから甲子町の道の駅まで200本を設置。残り100本は同所会員企業など協力団体に配布した。

震災から5年の節目に届いた明るい出来事に同所の佐々隆裕専務理事は、「出場決定を受けて大急ぎでつくった。釜石高校球児を全市民で応援し、さらなる盛り上げにつながるといい」と期待する。