このコラムで取り上げてきたアスリートの中でおそらく最年長だろう。50歳になったいまでもJリーグ(J2)でプレーを続ける「カズ」こと三浦知良選手だ。もちろん自身の持つ、Jリーグの最年長出場記録も更新し続けている。
横浜FCでプレーするカズは、その年齢を「売り」にお客さんを呼ぶだけの存在ではない。開幕から先発出場を続け3戦目(3月12日ニッパツ三ツ沢球技場)となる群馬とのゲームでは、世界新記録となる50歳でのゴールを決めてみせた。その喜びをカズはこう表現した。
「50歳だからというより、FW(フォワード)として点を取れたことが一番うれしい。どうしても年齢のことは言われますが、自分の中では重要視していません」
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