南さつま商工会議所(鹿児島県)に事務局を置く「南さつま地域資源活用促進協議会」は27、28日の2日間、東京・品川にある、創業200年を超える老舗スーパー「フードマーケット平野屋」で、「南さつま市特産品販売コーナー」を設置。同地域の厳選した特産品を販売した。
今回の出店は、平成2年から品川で開催している地域最大のイベント「しながわ宿場まつり」で行われている「日本各地の恵み・食と酒と物産」に、同協議会が21年からブースを設けて参加していることから平野屋と縁ができ、店内の一角を借りられることとなり実現したもの。当日は、10事業者から選りすぐりの逸品である、鹿児島特産黒豚を使用した黒豚ギョウザやシュウマイ、ウインナーのほか、薫製干物、漬け物、さつま揚げ、お茶など、南さつまの食の魅力を詰め込んだ商品を、試食なども交えて販売、PRした。
同所は、「今回はテスト的に販売を行ったかたちで、学ぶことも多かった。今後も、地域外への販路拡大を後押ししていくために、さまざまな取り組みを行っていきたい」と話している。
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