君津商工会議所(千葉県)の国際交流委員会は5月12~16日の5日間、第11回海外視察研修を実施。ミャンマーのヤンゴンとバガンを訪問した。民主化が急激に進み、日本企業の進出などに関して可能性が広がっている同国の現状を知りたいと会員企業から要望を受けて企画したもので、14人が参加した。
ヤンゴンでは、日本貿易振興機構(JETRO)ヤンゴン事務局を表敬訪問。現地の経済情勢や文化についてヒアリングを行った。また、ミャンマー人の技能実習および人材送り出し機関である「STUDY&WORK JAPAN」の施設を見学。日本で働くために日本語を学ぶミャンマー人の若者との交流を図った。
翌日は、世界三大仏教遺跡があるバガンへ移動。仏教が生活に根付いているミャンマーの文化を垣間見た。
参加者からは、「治安はとてもよかったが、インフラが不安定で、合弁条件としての課題は多くある。しかし、人件費も安く、今後も注目していくだけの価値は十分にあると感じた」と、満足の声が聞かれた。
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