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江連 忠のゴルフ講座 「アプローチで差がつく」12 のポイント Lesson 6 自分のショットパターンを知ることで、ミスが減る!

1上手く打ってもショートすることが多い人のショットパターン

アプローチのとき、「そこだけはダメ」というところにミスしてしまう人は多いものです。例えば、急傾斜なのにピンの上をオーバーして、下りの難しいパットを残したり、2段グリーンの上にピンがあるのに、下の段に落としたりということです。自分のショットパターンを知っていれば、減らせたミスだったかもしれません。

プロゴルファーなら、残り30ヤードを左右に曲げることはあまりありませんし、ピンをオーバーすることは少ないので、30球打ったらピンの右手前にボールは集まるはずです。カップに入れることが目的のパッティングの場合は、少しオーバーめの距離感で打ちますが、アプローチは寄せるのが目的なので、カップにピッタリの距離感で打つためオーバーは少なくなります。左よりも右に集まる理由は、アプローチはフェースを返さないプッシュショットだからです。それと、左に引っ掛けたボールはどこに止まるか計算できないので、それを嫌うためです。

それに対して、アマチュアゴルファーの場合は、人によってショットパターンは大きく変わります。イラストに3つのパターンを示しました。自分のショットパターンが分かっていたら、狙いどころもタッチも変わるはずです。例えば、引っ掛けとオーバーが多いと知っていたら、ピンの右手前を狙うなどです。自分のショットパターンを知るためには、データを取るしかありません。上り、下り、ピンが奥のとき、手前のとき、ラフ、傾斜、ランニング(※1)、ロブショット(※2)、残りが10ヤード、40ヤード、いろいろな場合で10~30球打って、どんなミスが多いのかをチェックするのです。こうして、自分のショットパターンが分かれば、「やってはいけないミス」は確実に減ってくると思います。

※1 転がすことをメインにするアプローチのこと ※2 大きくキャリー(ボールが上がる)させてボールを転がさないショットのこと

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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