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江連 忠のゴルフ講座 「理想のスイング」12のポイント Lesson 11 強い風に負けないスイングを手に入れる

風に負けないスイングを コンパクトなスイング。重心を下げて構える。クラブは短く持つ。

ゴルフは、風に左右されるスポーツです。シングルクラスのゴルファーでも風の向き、強さなどを正確に読むのは難しいものです。そればかりか、強い風だと体も揺れるし、ミート率が下がって無駄な力が入ってしまい、気持ちよくスイングできなくなります。しかし、わざわざ風の中で練習する機会など、なかなかありません。

まずは風に負けないスイングを身に付けることです。風が強いと体のバランスが悪くなるので、普段からバランスの悪い状態で練習しておく必要があります。例えば、平均台やバランスディスクに乗って、スイングするのです。道路の縁石や角材のようなものに乗ってクラブを振ってみるのもいいでしょう。こうした練習でバランス力はアップし、多少風が吹いても悩まなくなります。

それとバランスが悪くなるときほど、重心を下げて構え、その状態でスイングすることが大切です。また大きく振りすぎると、バランスを崩しがちなので、いつもよりコンパクトなスイングを心掛けましょう。実践でも同じで、バランスを重視してクラブを短く持ち、重心を下げてコンパクトにスイングすること。こうすることでいつもより低いボールになり、風の計算もしやすくなります。

また、風が強いと動き出しにくいものです。これは風の日に限りませんが、始動に迷ったら下半身や背中などの大きな筋肉を動かすように意識してください。それにアドレス時、いつもより余計に動いておくと動きやすくなって、無駄な力も抜けてくると思います。

本気で上達したいなら、普段から風対策を立てておきたいものです。そうすれば、ライバルにも差をつけることができるはずです。

※ワッグル=主にショットを打つ直前に、クラブヘッドを左右に軽く動かす動作のこと

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 1968年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。1993年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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