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江連 忠のゴルフ講座 「アプローチで差がつく」12 のポイント Lesson 5 「アプローチは足で打て」が意味するもの

まず右足と右ひじのポジションを決め、ボールを中心に左に回り込み、「これで確実に当たる、狙える」と感じたら、そのまま左足を踏み込んで打つ

アプローチショットがどうしても手打ちになってしまう人、調子を悪くして動きが硬くなり、リズムがない人、そんな人には「歩くようにアプローチしてみたら」とすすめています。そうすれば手打ちも直るし、リズム感もよくなるのです。

では、具体的にはどうすればいいのでしょうか。まず、SW(サンドウェッジ)を右手1本で持って目標に正対して立ちます。この時、右ひじは軽く右脇に近づけておくのがポイントです。そして小刻みに足踏みしながら、ボールを中心に左に回り込み、ここなら目標を狙っていけるという位置を見つけたら、両手でグリップ。次に左足を小さく踏み出しながらバックスウィングして、そのまま打ちます。

要するに、右足と右ひじで狙いを定め、左足で球筋と距離感を決めるのです。ボールが左足より右にあれば低く、左の方にあれば高く飛ぶというように、ボールに対する左足の位置でボールの高さは変わります。それと同じSWでも、左足を大きく強く踏み込めば80ヤード、小さく踏み込んだら20ヤードのスウィングになります。

こうやって1球1球丁寧にポジションを決めて歩き、流れの中で打っていく。これだけで足を使う感覚が磨かれてリズム感が出てきます。歩いているときに上体が力んでいる人などいないはずですから、力みからくるミスも防げます。つまり、歩きながら打つと自然に重心が下がって、上体の不要な力みも抜けてくるというわけです。

他にも体のポジションが悪い人、方向感覚や距離感が悪い人、バックスウィングに悩んでいる人にも効果的な練習法です。アプローチだけでなく、アイアンショットにも応用できる練習なので、是非試してみてください。

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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