歴史と文化がモザイク画を描く古都・鎌倉
12世紀末、源頼朝が幕府を開いた鎌倉は急速な発展を遂げ、中心部には多くの寺社が建立されました。鶴岡八幡宮とその参道の若宮大路をはじめ、現在の鎌倉のまちの骨格は鎌倉時代に確立しました。幕府が倒れた後も施政者の保護を受け続けたため、古都の趣のあるまち並みが今も残り、江戸時代以降は観光地、近代には文士や芸術家たちの集う地となりました。 東慶寺は、弘安8(1285)年に時の執権北条時宗の夫人、覚山尼により開かれた寺。小さな境内には四季折々、さまざまな花が咲くことから『花の寺』とも呼ばれますが、冬にはまた別の美しさを見せてくれます。
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
鎌倉商工会議所 中小企業支援課 南 拓斗
鎌倉プリンスホテルの横の七里ガ浜へと続く下り坂。なだらかな弧を描く海岸線は、今まさに飛び立とうとするような開放感が味わえるスポット。そんな海の恵みを感じる湘南しらすがたっぷりの「湘南しらすせんべい」は、鎌倉を代表する銘菓です。
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