弘法大師空海ゆかりの札所を訪ね全周1400㎞を巡る四国遍路
四国八十八カ所巡りとは、遍路とも呼ばれ、江戸時代の庶民の間で流行した巡礼の旅の一つ。もともと、平安時代に都から離れた四国は修行を積む場所とされ、讃岐国(さぬきのくに)で生まれた空海もこの地を巡っていました。空海亡き後、弟子たちがその足跡(そくせき)を辿(たど)って旅をしたことが、四国遍路の原型と言われています。 吉野川市にある第十一番札所金剛山藤井寺(こんごうざんふじいでら)は、815年に空海自ら薬師如来像を刻み、堂宇(どうう)を建立したと伝わる臨済宗の寺院です。その際、堂宇の前に空海が植えた藤の花にちなみ、その名がつけられました。現在も4月下旬から5月上旬にかけて、藤が美しく咲き誇ります。
観光担当者がすすめる!わがまちの「イチ押し」
吉野川商工会議所 住友 優佳理
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