北陸・関西の6商工会議所(金沢・富山・福井・京都・神戸・大阪)は9月2日、石川県金沢市で「北陸・関西連携会議」を初開催した。同会議は、北陸新幹線開業を受け、両地域の連携を一層深めるべく、7月に設置したものだ。
同会議には、深山彬会頭(金沢)、髙木繁雄会頭(富山)、川田達男会頭(福井)、立石義雄会頭(京都)、大橋忠晴会頭(神戸)、佐藤茂雄会頭(大阪)の6商工会議所の会頭が出席。両地域一体となった力強い成長実現に向け、一層緊密に連携することで合意した。また、観光振興、インフラ整備、ビジネス交流事業に精力的に取り組んでいくことを確認した。
具体的には、「広域観光の振興」「北陸新幹線大阪延伸の早期実現」「域内企業間のビジネスマッチングなど販路開拓支援」「域内企業の新しい産業分野への参入支援」の4分野を中心に、具体的な事業を共同で実施。北陸・関西への誘客強化、中小企業への支援拡充による活力強化などを目指して連携を強化する。
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