「まちあるき事業」で地元の魅力を再発見
柏崎商工会議所女性部「ウイングス柏崎」は3月、柏崎市の見どころを紹介する手づくりマップ「私たちが魅(み)つけたぁ」を発行した。同女性部は、女性の視点でまちの魅力を再発見することを目的に、平成27年から「まちあるき事業 柏崎(じもと)を知ろう」に取り組んでおり、今回のマップ発行はその集大成だ。約20人のメンバーが、ガイドの協力も得ながら2年がかりで市内の名所・旧跡など約50カ所を回り、実際に見たり聞いたりして作成した。
毎年7月に同市で開催される夏祭り「ぎおん柏崎まつり」の発祥となった八坂神社や北国街道宿場町としての面影を残す北浦町・南裏町の小路など20カ所が手づくり感のある紙面で紹介されている。マップはA3判八つ折りのコンパクトサイズで2千部発行。同所、柏崎観光協会、公共施設などで配布している。
同女性部は、「柏崎の歴史や文化に触れ、まちを知るよいきっかけとなった。柏崎を訪れる人にもその魅力を広くPRしていきたい」と話している。「柏崎を知ろう」事業は今年度も継続し、今後は違う視点でまちを知る取り組みを実施する予定だ。
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