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セレクト地域短信 電子地域通貨導入を計画 秋の本格稼働目指す

アクアコインのイメージ

木更津商工会議所(千葉県)は、木更津市、君津信用組合と連携し、電子地域通貨「アクアコイン」の導入を計画している。木更津市民の域内での消費を促し、さらに域外からも消費を呼び込むことで、地域経済と地域コミュニティーの活性化を目指す。利用者はキャッシュレスで手軽に買い物でき、参加店は手持ちのパソコンやスマートフォンを利用し初期費用なしで導入できる。28日から実証実験を開始し、今年秋の本格稼働を予定している。

アクアコインは、ICT化を加速し、地方創生を推し進めるために同市が組織したプロジェクトチームにより1月に提案されたもの。同市内の参加店で1コイン=1円として利用できる電子地域通貨だ。

導入により、利用者と参加店双方にメリットがある。利用者は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、誰でも無料で利用可能だ。事前に君津信用組合の窓口でアクアコインのチャージを行う仕組みで、将来的にはインターネットバンキングによりチャージできる仕組みの導入も検討している。利用者は、店頭で各店舗固有の二次元コード(QRコード)を読み取り、金額を入力するだけで支払いが完了。利用者のスマートフォンにはアクアコインの取引履歴が記録され、いつ、どこに、幾ら支払ったのか確認することもできる。

参加店がアクアコインでの支払いを受け付ける際の手順は、利用者がスマートフォンの画面に入力した金額を確認するだけ。受け取ったコインは参加店同士での仕入れ代金の支払いにも利用できる。参加店は無料で配布されるQRコードを印刷したプレートやポスターを店頭に備え付けるだけで、クレジットカードの導入とは異なり、専用端末の設置は必要ない。また、参加店の情報が専用アプリ内に掲載されるとともに、GPSによる店舗までの道案内も利用できるため、店舗のPRにもつながる。

将来的には、同市が提供する行政ポイントの受け皿としても活用される予定。28日から同所職員などを対象として実証実験を行い、今年の秋に本格導入する。同所の鈴木克己会頭は、アクアコインの導入により「縮小した経済の輪をもう一度、拡大させたい」と期待を込める。

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