安芸商工会議所(高知県)に事務局を置く安芸「釜あげちりめん丼」楽会は10月7、8日、安芸市内で、「第5回全国ご当地じゃこサミット」を開催した。同イベントは、安芸の特産品であるちりめんじゃこやじゃこ料理をアピールし、地域活性化につなげようと始められたもの。全国からご当地じゃこ料理が集合し、来場者の投票でグランプリが決定する。
5回目の今回は四国を中心に熊本県や兵庫県、インドネシアなどから18店が出店。殿堂入りした同所女性会の「安芸釜あげちりめん丼」(投票対象外)や、インドネシアから現地の定番サンバルソースをかけたじゃこ入りたこやきなど多彩な料理がそろう中、同市長田商店のタコス風じゃこ料理「JACOS」がグランプリに輝いた。
会場ではそのほか、「高知東海岸グルメまつり」「おさかな祭り(8日)」も同時開催され、じゃこの直売や、じゃこについて学ぶ「じゃこゼミナール」などの催しを実施。2日間で約2万6000人が訪れた。「このイベントもだいぶ定着してきた。今後も『じゃこのまち』をアピールしていく」と同所は話している。
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