真岡商工会議所(栃木県)が事務局を務める実行委員会は8日、真岡市内で「第10回もおか木綿ふれあいまつり」を開催した。同イベントは、同所などが2、6月を除く偶数月の第2日曜に開催するテント市、「天の織姫市」と同時に行われ、市内外から多くの人が訪れにぎわった。
今回で10回目となったこの祭りは、地域活性化を目的に、市民団体「真岡元気応援隊」が企画し始まったもの。真岡は綿織物の産地として栄えた歴史があり、現在も「真岡木綿」が伝統工芸として受け継がれる木綿のまちであることにちなんでいる。
当日は、市内荒町本通りに地元グルメが並ぶ「〝ほっと〟HOTな真岡のグルメ市」を開催したほか、「ダンスコンテスト」や「ミスコットンコンテスト」、華やかな「サンバパレード」などさまざまなイベントが行われた。
また、真岡木綿やその歴史を展示する木綿会館では「機織り体験コーナー」を開催。周辺地域でも食や雑貨が並ぶ市が同時開催されるなど地域全体が活気にあふれた。
「天の織姫市」は、次回、12月10日にも開催される。
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