土産品の新作を無料配布
上越商工会議所女性会は、北陸新幹線開業当日の3月14日と翌15日、上越妙高駅構内で乗降客を出迎えた。メンバー14人が掲げる歓迎の横断幕や、この日のために準備した土産品の無料配布などのもてなしに、東京からの一番列車から降り立った客たちも思わず笑顔を見せていた。
同女性会は、新幹線で訪れる観光客に上越の魅力をもっと知ってもらおうと、平成25年から地域色を意識した独自の土産品開発を進めてきた。会員企業の菓子メーカーとともに、素材の選定からデザインまで試行錯誤を重ねた末、米菓「お米のお嬢さん」(14日のみの限定販売)と、自然豊かな地元を表現したパズルクッキー「上越七景」が完成。初日は早朝から米菓600袋をメンバーが無料配布したほか、2日間にわたって2品を販売し、好評を博した。
同女性会の大島静子会長は「上越の良さを、女性らしいパッケージと繊細な味わいで表現した土産品が観光客の皆さんに認知され、愛されることを願っている。今後は女性会のイベントなどを通じてPRしていきたい」と話している。
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