奈良商工会議所青年部は9月5、6日の2日間、「なら奈良まつり」を開催した。同イベントは5年前から地域活性化事業の一環として毎年実施しているもの。地域の子どもたちから大人まで、幅広い世代に喜んでもらおうと、平城宮跡・朱雀門広場前という奈良ならではの会場を利用している。
まつりでは、歴史・伝統を大切にしたイベントのほか、新しい試みにもチャレンジ。今年は、「せんとくん・エアードーム」「ビンゴ大会」「盆踊り」「打ち上げ花火」など恒例の人気プログラムに加え、「グルメイベント」と称し、市内32店舗の飲食店の協力を得て、来場者へご当地グルメを提供した。全国的にも人気のご当地キャラクターである「せんとくん」や「しかまろくん」のほか、地域に縁のある多くのキャラクターと触れ合う「キャラクターグリーティング」を実施。来場者をもてなし、イベントを盛り上げた。
年々来場者も増加傾向にあり、奈良の夏の最後を飾る祭りとして、地域に定着しつつある。また、多くのメンバーや地域の人たちの力添えを得ることで、今年も大盛況となった。
同YEGは、「今後も地域やメンバー一丸となって、地域活性化のためになるようなイベントを開催していきたい」と話している。
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