守山商工会議所青年部では、「邪馬台国近江説」をテーマにした、「歴史」や「文化」を幅広く対外にアピールするさまざまな取り組みを行っている。同市内にある「伊勢遺跡」が、弥生時代後期の全国最大規模集落跡で、実は邪馬台国ではないかという歴史ロマンを、地域資源として生かそうと奮闘中だ。
その一環として毎年開催している「卑弥呼コンテスト」では、この地域資源を幅広く対外にPRできる魅力的で活発な「現代の卑弥呼」を選出している。「第5代目もりやま卑弥呼」に選ばれた小宮山萌さん(18)は、9月19日に開催された学識者などが集まる「歴史シンポジウム」にも出演。また、同25日に開催された「プロ野球ウエスタンリーグ阪神VSソフトバンク戦」の始球式に登板するなど、連日さまざまなイベントに登場し、「邪馬台国近江説」をアピールしている。
同YEGは、「今後は、卑弥呼関連の商材や飲食メニューの開発強化、新たな観光ルート策定など、さらなる経済効果を考えたまちづくりを、メンバー一丸となって推進していきたい」と意欲を見せている。
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