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広がりを見せる商工会議所のキャリア教育支援活動

日本商工会議所教育委員会(委員長:岩田圭剛札幌商工会議所会頭)は、『商工会議所キャリア教育活動白書 Vol.3』を取りまとめ公表した。第3刊目となる本白書では、日商が従前より掲げている「教育は学校現場だけでなく、社会総がかりで行うもの」という理念の下、各地商工会議所における教育支援活動の現状やその活動の中で多数を占めるインターンシップについて、その事例をキャリア教育活動に取り組む上での重要なポイントと共に説明している。特集では白書に掲載された事例を紹介する。

地元ソムリエの話に耳を傾ける小学生たち

小学生に地産地消を伝える「知産志食しりべし」食育事業

小樽(北海道)

小樽商工会議所では、「食」を中心とした地域振興を起こすことで、地元企業の発展と地元を愛する若者を増やすことを目指している。この一環として平成27年度より、小学生を対象に、後志地域と地元の食材について知り、地元を好きになってもらうとともに、地産地消の大切さを伝えることを目的とした食育事業「知産志食しりべし」をスタートした。本事業では、シェフやソムリエなどが小学校を訪問し、全3回の出前講座を実施する。

第1回は地元の豊かな食材や地産地消の考え方について、第2回は地元食材の活用方法について学び、第3回で地元食材を使用した調理実習を行い、地産地消を実践する。地元で取れる豊富な食材への関心を高めることで地元への理解を深めてもらい、将来を担う若者の地元定着を目指している。

今後は、対応可能な事業者を増やし、学校との調整を事前に行うなど柔軟なマッチングを行い、児童が生まれた地域に誇りを持てるように活動を継続していく。