小学生対象の環境をテーマにした出前授業
京都(京都府)
京都市は、京都議定書採択(平成9年)の地として、行政や学校の環境改善活動に対する意識が高い。京都商工会議所では、京都市教育委員会との連携の下、14年度より、京都市立の小学校3年生以上の児童を対象に、会員企業の環境技術や環境問題への取り組みを広く紹介するとともに、地元企業への関心を深めることを目的とした「環境学習事業」を実施している。
28年度は、24企業・団体から、「太陽光発電」や「リサイクル」など計37種類のプログラムが計49校(4233人)に提供された。授業は座学と併せて、実際に企業で使用している機械・器具などを活用して実験を行ったり、適所に図や映像、模型などを用いて分かりやすく説明したり、クイズを取り入れたりすることで、子どもたちの思考力や探究心を育みながら、環境に対する意識の向上を図っている。
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