留学生採用を視野に入れた課題解決型インターンシップ
北九州(福岡県)
北九州商工会議所では、留学生採用を検討する地元企業が増えている現状を踏まえ、平成年度に外国人採用の要点をまとめたガイドブック作りを目指してインターン生を受け入れた。10日間のプログラムの中で、商工会議所業務を学ぶだけではなく、留学生と接点の多い北九州国際交流協会などに外国人の就職意識・生活環境などについてヒアリングした。また、外国人採用企業を訪問し情報収集も行った。最終日には、参加学生の大学関係者も参加して、作成したガイドブックの素案について学生が発表を行った。インターンシップ終了から約1カ月後にはフォローアップ研修を実施し、各自の課題や問題意識について振り返りを行った。
29年度には、北九州市と連携し、8日間のインターンシップを開催するなど、新たな取り組みも実施。今後も、若者の地元定着を図るため、さまざまな事業を展開していく。
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