厚生労働省はこのほど、専門的な知識・技術を持つ〝高度外国人材〟の企業における活用の現状と課題、そして高度外国人材本人のニーズなどをまとめた「高度外国人材活用のための実践マニュアル~活用・定着で悩んでいる方へ~」を作成した。
マニュアルでは、同人材の採用・配置から、コミュニケーション、サポート体制など、活用と定着に向けたポイントを解説。また、日本で働く各国の人材や日本人上司の声を紹介するとともに、両者の考え方のギャップとその対応についても事例を挙げて紹介している。
同省は、外国人留学生の約5割が日本企業への就職を希望しているにもかかわらず、実際には2割程度の就職にとどまるなど、同人材の受け入れ・活用・定着が十分に進まない国内企業に、マニュアルの活用を呼び掛けている。
最新号を紙面で読める!