玉野商工会議所女性会は3月28日、玉野市社会福祉協議会にソファー、テーブル、絵本を寄贈した。
地域への社会貢献活動の一環として、平成6年から毎年、協議会に寄贈している同女性会。当時は現在ほど社会福祉が充実していなかったことから、「病院で車椅子を借りることができてとても助かった」という会員の声をきっかけに寄贈を始めた。現在は、協議会のスタッフにどのような物が必要なのかを聞き、平成22年はチャイルドシート4台、23年は電気炊飯器1台とホットプレート2台、24年は大型絵本を贈った。
こうした物品は、チャリティーバザーなどで会員が持ち寄った日用品を中心に、仕入れた野菜や果物、ラーメン、卵なども販売し、その収益金で購入している。会員からは「『いつも寄付してもらい、とても助かっている』とおっしゃっていただき、活動の励みになる」との声。藤田芳子会長は「これからも社会福祉貢献事業も続けていきたい」と話している。
なお、同女性会は5月24・25日に開催する「たまの・港フェスティバル」で、東日本大震災で被災した地域の特産品を販売する物産市を設け、売り上げを支援金として寄付することを予定している。
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