松江商工会議所女性会は5月3日、松江市民や観光客に〝着物の似合うまち〟をPRするイベント「まつえ和装の日」を市内で開催。メンバーが艶やかな着物姿で、約300人の来場者を出迎えた。
新聞やラジオによる告知効果もあり、当日は早朝から来場者の列ができるほどの人気ぶり。特に、イベントの目玉となる着物の着付け体験には60組が応募し、体験後には着物姿でまち歩きや記念撮影を楽しんでいた。
同女性会はほかにも、抹茶や和菓子の振る舞い、着物姿の子どもたちによる尺八や琴の演奏、「畳の縁で作るカードケース」などのワークショップ、絵と掛け軸の展示などを実施。盛りだくさんの企画で来場者をもてなした。
このイベントは、着物で城下町の風情を盛り上げ、松江の文化・観光に寄与しようと、同女性会が平成23年から開催しているもの。今回は同所の120周年の冠事業として盛大に行われた。メンバーは、「今後も着物で多くの方と交流を図り、松江の魅力をPRしていきたい」と話している。
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