日本商工会議所観光専門委員会は10~11日、「東北絆まつり等視察会」を開催した。東北絆まつりは、東日本大震災の犠牲者らの鎮魂と、東北の元気を発信することを目的に、平成23年から東北六県で毎年開催された東北六魂祭をリニューアルしたもの。リニューアル後1回目となる今年は宮城県仙台市で行われた。(関連記事5面に)
視察会には、日商の三村明夫会頭をはじめ磯山誠二副会頭・観光委員会委員長(福岡・会頭)、早川慶治郎観光専門委員会共同委員長(足利・会頭)ら総勢38人が参加した。10日は塩竈市を訪問。観光振興や地域活性化の取り組みについて、塩竈市の佐藤昭市長、塩釜商工会議所の桑原茂会頭らと懇談するとともに、今秋にリニューアルオープンする塩竈市魚市場を視察した。その後、仙台市に移動し、仙台商工会議所の鎌田宏会頭や東北六県商工会議所連合会幹部との懇談会を開催した。
11日には、東北絆まつりのパレードなどを観覧。震災からの着実な復興を進める東北地方の人々の結束力を再認識した。
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