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情熱ぴーぷる 第18回女性起業家大賞・スタートアップ部門特別賞

時代とニーズにあわせた視点で 子育て家庭に寄り添うサービスを提供

Babydoor株式会社 代表取締役 中川 阿美(なかがわ・あみ)

Babydoor株式会社 代表取締役 中川 阿美(なかがわ・あみ)

子育て世代の課題を解決したい

私が20代後半に差しかかったころ、子育てを始める友人たちの様子を見る中で「子育て」にはさまざまな課題があり、複雑かつ繊細な問題も含まれているということを実感しました。そこで、ベビー用品選びの難しさを解決できないかと考え、2017年にスタートしたのが、ベビー用品のレンタル・販売を行う「Babydoor」です。前職のネット広告業界で学んだ経験を生かして、他社にはないベビー用品のラインアップ、レンタルしやすい価格設定、さらに実店舗をつくることで、安心して選べるような仕組みをつくりました。

そのひとつが、高級なハイブランドのベビー用品も気軽にお試しレンタルできるサービスです。「ちょっと使ってから購入を検討したい」「長期休暇でお出かけするときだけ、普段使っているものより良いものを使ってみたい」というニーズに応えたもので、大きな反響がありました。レンタル商品は古い型のものしかないと思う人も多いかもしれませんが、私たちが提供するサービスは、最新モデルのものも、短期~長期のそれぞれのニーズに合ったプランを選んでレンタルできるのも魅力です。

「ママ、パパそして赤ちゃんの暮らしをより豊かに」というコンセプトでサービスを提供していく中で、19年2月に子連れでも楽しめるカフェ「RACCOON CAFE」をオープンしました。店内にはベビーチェアとオムツ替え台も設置しているので、ママやパパも安心して過ごすことができます。

リピーターの多さが励みに

さらに、さまざまな声を受け、同3月にはベビーカーのシェアリングサービス「Share Buggy」の実証実験を行いました。サービス展開はこれからですが、外出時はベビーカーを持参せず、必要に応じてまち中で借り、必要がなくなったら返却できるというビジネスモデルをつくり各種メディアからも注目されています。

現在は以前に比べ海外メーカーのベビー用品なども増え、時代の変化とともに高級化・多様化により選択が難しくなっています。また、ベビー用品は使用期間が限られている上、赤ちゃんやママ、パパによって使用感が異なるため、買ったのに使わないという経験がある人も多いことがわかり、その問題解決のためのプランも検討中です。私自身は子育て未経験のため、何かわからないときはすぐに子育て経験のあるママスタッフや保育士免許資格のあるスタッフなどに聞くようにしていました。実際に経験しないとわからないことも多いので、具体的な経験談を聞くことで質の高いサービス提供に注力できたのだと思います。

ベビー用品レンタルでは、リピーターのお客さまも増え、何度でも使いたくなるサービスを提供することができているというのは自信になり、やりがいを感じています。世の中が大変な時期となっていますが、今後も質の高いサービスを提供できるように精進し、少しでも多くの子育て家庭に届けられるようにしていきたいと思います。

会社データ

社名:Babydoor株式会社

所在地:東京都豊島区高松1-22-1

電話:03-6447-1307

創業:2017年5月

事業概要:ベビー用品レンタル・販売、カフェ事業、ベビーカーシェアリングサービス

HP:http://corp.babydoor.net/

※月刊石垣2020年8月号に掲載された記事です。

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