和歌山商工会議所青年部は5月11日、同市の「和歌祭」に参加した。元和8年に紀州藩初代藩主徳川頼宣が家康の霊をまつるために始められたとされ、今年で392年目を迎えた紀州東照宮の大祭だ。
当日は、みこしを左右に傾けながら108段の石段を勇壮に下る「神輿おろし」のほか、伝統芸能を披露しながら約4㎞を練り歩く「渡御行列」などが行われた。白塗りの化粧に華やかな装束姿の「面被」の一団や、子どもみこしなどが登場する中、青年部メンバーも勇ましい甲冑を身にまとった武者に扮装。沿道に詰めかけた約2万3000人の観客を魅了した。メンバーは、「地域の祭事に積極的に参加し、地域貢献に取り組みたい」と話している。
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