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会頭コメント 会議所ニュース2016年7月21日号

参議院議員選挙結果について

自民党・公明党の連立与党が改選の過半数の議席を獲得することになり、世界に冠たる強固な政権基盤が確立されたことを歓迎する。同時に、安定政権として担う責任の重さを十分認識いただきたい。

今回の参議院選挙結果は、安定した政権により山積する諸課題を迅速かつ確実に解決することへの国民の期待を反映したものである。

政府・与党は、示された民意を十分にくみ取り、慢心することなく、丁寧に国民に説明しながら政策を推進していただきたい。まずは、一進一退の状況が続いているわが国経済を力強い成長軌道に乗せるためにも、アベノミクスを加速させ、重要政策を着実に実行に移して、具体的な成果をあげることが求められている。

特に、0.3%にまで落ち込んだ潜在成長率を高めるためのサプライサイドの政策、すなわち構造改革が重要である。また、世代間の負担の分配を軸とした社会保障制度改革に果敢に取り組むとともに、再延期した消費増税については、2019年10月に確実に実施する環境を整えていただきたい。

言うまでもなく、経済成長の主役はわれわれ民間企業であり、経済の好循環の実現に貢献するための自助努力が欠かせない。商工会議所としても、日本再生と地方創生の実現に向け、具体的な政策提言などを通じて、政府の政策遂行に積極的に協力していく所存である。(7月10日)

参議院議員選挙の最終結果について

今回の参議院議員選挙では、道半ばではあるが、アベノミクスのこれまでの実績が国民に評価され、最終的に与党で過半数を大幅に上回る議席を獲得した。憲法改正に前向きな勢力の議席数が3分の2以上になったとされているが、あくまでも結果論である。この結果に驕ることなく、政府・与党におかれては、まずは経済再生を最優先課題としてアベノミクスを加速し、成長戦略をはじめ、社会保障制度改革、地方創生、少子化対策など日本の構造的な課題を解決する政策の実行に全力を尽していただきたい。(7月11日)