日本商工会議所は5月24、25の両日、「東北六魂祭等視察会」を実施した。東北六魂祭は、東日本大震災の犠牲者らの鎮魂と、東北の元気を発信することを目的に、平成23年にスタートしたもので、4回目となる今年は山形市で行われた。
24日は、三村明夫会頭、佐々木謙二副会頭(横浜・会頭)をはじめ、早川慶治郎観光専門委員会共同委員長(足利・会頭)ら約20人で東北地方を代表する6つの祭りのパレードを体感。鎌田宏副会頭(仙台・会頭)、山形商工会議所の清野伸昭会頭らと懇談し、震災からの復興状況、東北6県で連携・結束した取り組みなどについて現場の声を聞いた。
翌25日には、産業観光をテーマに、米沢市を訪問し、CMのロケ地として活用された「酒造資料館『東光の酒蔵』」や、伝統工芸である刺し子の工房「創匠庵」などを視察。米沢商工会議所の吉野徹会頭ら同所幹部との懇談会も開催し、同地の経済情勢や地域活性化、体験観光との連携など観光振興への取り組みなどについて討議した。
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