川越商工会議所(埼玉県)は、飲食店の新型コロナウイルス感染症対策などが一目で分かるピクトグラムステッカーを作成し、川越市内の事業所に配布した。店の入り口などに貼ることで、来店客に安心して利用してもらおうという取り組みだ。
ステッカーは「手洗い・うがい、マスクの着用」「店内の消毒・衛生管理など」「店内の換気」「ソーシャルディスタンスの確保」といった感染防止対策と、「デリバリー対応」「テークアウト対応」の全6種類。加えて、店側が自由にメッセージを書ける手書き用ステッカーも用意した。また、国の業種別ガイドラインや「新しい生活様式」への対応について説明したガイドブック『10分でわかる 飲食店の新しい売り方』も併せて制作・配布した。
8月20日には、ウェブ会議アプリZoomを使った飲食店向けのオンラインセミナー「Withコロナの乗り越え方」を無料で開催。中小企業診断士が同ガイドブックをテキストに、「新しい売り方への対応」「テークアウトを始める前に」など、ウィズコロナ社会での飲食店の対応を解説した。
ステッカーは同所窓口でも配布している。ガイドブックはホームページから閲覧できる(こちらを参照)。
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