日本商工会議所は2月18日、日商会頭・副会頭と各地商工会議所との意見交換会を開催した。意見交換会は、各地商工会議所が抱える課題について、政策提言をはじめ、日商の活動に反映させることを目的に実施するもの。能代商工会議所(秋田県)の広幡信悦会頭、姫路商工会議所(兵庫県)の三宅知行会頭、津山商工会議所(岡山県)の松田欣也会頭から地域の現状や地方創生に向けた重点施策、克服すべき課題、地域の将来像などについて意見発表を行った。
広幡会頭は、花火を活用した地域創生の取り組みを紹介。地域の最大の課題は、人口減少と地方創生であり、行政などと連携して取り組みを進めていく方針を述べた。
三宅会頭は、市が策定した総合戦略に基づく取り組みにリーダーシップを発揮し、創業やまちづくり・観光に注力していくと強調した。松田会頭は、中国・四国地方初のがん陽子線治療センターが今春開設することから、医療ツーリズムや産業振興との連携に期待を寄せた。
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