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全商女性連 優れた起業家を表彰 大阪・吹田の麻生氏が大賞

全商女性連総会で表彰された最優秀賞、優秀賞の3氏

全国商工会議所女性会連合会(全商女性連=会長)は2日、神戸市で開催した「神戸総会」で、感動・変革に挑戦する女性経営者を表彰する「第13回女性起業家大賞」の表彰式を開催した。

今回、表彰したのは、最優秀賞に当たる日本商工会議所会頭賞に輝いた、「リリーアンドデイジー株式会社(ベビー服、子ども靴のインターネット販売)」(大阪府吹田市)代表取締役の麻生満美子氏、スタートアップ部門(創業5年未満)優秀賞の「株式会社サンクラッド(小売業・リユース業)」(香川県高松市)の馬場加奈子氏、グロース部門(創業5年以上10年未満)優秀賞の「ブリリアントアソシエイツ株式会社(飲食・観光・食品加工業)」(鳥取市)の福嶋登美子氏の3人。女性起業家として他の範となる実績を挙げていることをたたえ、表彰状と副賞が手渡された。

同賞は、女性の視点で革新的・創造的な企業の創業や経営を行い、事業を成功させている女性起業家を顕彰する制度として平成14年にスタート。創業10年未満の女性経営者が対象で、①スタートアップ部門と、②グロース部門の2部門がある。

審査は、創業の動機や理念、ビジネスモデルの独自性、事業展開、業績、今後の見通しなどを基準に実施。その結果、全国各地から30件の応募があり、今回は3氏のほか、特別賞、奨励賞など2部門で8人、計11人の受賞者が決定している。

最優秀賞の麻生氏は、幼い子どもを抱えての就職が困難だったことから、自宅での起業を決断。資金調達や必要な手続きなどは商工会議所のサービスを活用して解決し、2010年に開業した。

子どもの発育を足から考える「足育」という新たな切り口から、素材や縫製に優れ、歩行レベルに合わせて設計された子ども靴の多い海外ブランドに着目し、インターネット販売を開始。ネット販売は顔が見えないため、実店舗以上の心遣いが大事と、ひと手間かけたメッセージカードなどの温かいサービスが好評で、売上を伸ばしている。

現在、地域の子育てママを積極的に雇用し、女性の活躍できる場の創出にも貢献していることなどが評価された。

第13回『女性起業家大賞』受賞者

最優秀賞

麻生 満美子(あそう まみこ)氏

リリーアンドデイジー株式会社 代表取締役(大阪府吹田市)

〔スタートアップ部門(創業5年未満)〕

馬場 加奈子(ばば かなこ)氏

株式会社サンクラッド 代表取締役(高松市)

奨励賞

継国 香苗(つぐくに かなえ)氏

株式会社ウエルシーライフラボ 代表取締役(栃木県宇都宮市)

田中 美和(たなか みわ)氏

株式会社Waris 代表取締役(東京都千代田区)

特別賞

伊藤 純子(いとう じゅんこ)氏

株式会社ヒトデザイン 代表取締役(愛知県名古屋市)

山根 早織(やまね さおり)氏

鍼灸 こもれび堂 代表(三重県四日市市)

〔グロース部門(創業5年以上10年未満)〕

優秀賞

福嶋 登美子(ふくしま とみこ)氏

ブリリアントアソシエイツ株式会社 代表取締役(鳥取市)

奨励賞

菊永 英里(きくなが えり)氏

株式会社Chrysmela 代表取締役(東京都文京区)

栗本 京(くりもと みやこ)氏

株式会社イクヌーザ 代表取締役(東京都渋谷区)

特別賞

森 知子(もり ともこ)氏

有限会社クレスコ 代表取締役(徳島県阿南市)

浦川 嘉子(うらかわ よしこ)氏

株式会社はなのわ 代表取締役社長(佐賀県伊万里市)