この松田スタジオは2012年にオープンしました。当社の事業の柱は記念撮影、コマーシャル撮影、作品撮り(民俗写真)の3つです。民俗写真は最上地域に伝わる伝統芸能や文化などを撮影しています。当社の売りはロケーション撮影です。日々、撮影スポットを探しており、お客さまの要望にあわせてお連れして撮影します。当社では追加料金なしでロケーション撮影をお客さまに提供しています。
写真は高校のときから趣味でやっていましたが、学生時代は漠然と学校の先生になろうと考えていました。プロを目指そうと志したきっかけは、大学3年時の冬に仲の良かった友人が事故で亡くなったことでした。友人の遺影を見て、自分ならもっと良い写真を撮ってあげられたのにという思いがありました。また、お気に入りの写真を地元で撮りたいとの思いもあり写真家を志したのです。
大学卒業後は渋谷の写真スタジオで7年間、芸能人の写真撮影などを行っていました。その後、五十嵐写真店八芳園写真室に転職。5年間婚礼写真撮影に従事した後、地元の新庄市で起業しました。
新庄商工会議所を訪問したきっかけは、前職時代に商工会議所の存在を知っていたことや職員の伊藤さんが高校時代の同級生であったこと、周囲からの勧めがあったことなどからです。入会してみて感じたメリットは、スタジオをオープンするときになんでも相談できたことだと感じています。例えば経理については実際に手続きを自分でやってみると大変でしたが、そのときに相談できる相手がいたのは心強かったです。これからもパートナーとしてさまざまな相談にのっていただきたいです。
今後の目標としては民俗写真家として地域の伝統芸能や文化を撮影し、写真をとおして地域や家族のつながりを撮っていきたいです。私はつながりが人間の重要な部分だと思っています。これからもお客さまに喜んでいただける写真が撮れるように頑張っていきたいですね。
松田スタジオURL:http://matsuda-studio.jimdo.com
担当者からひと言
ご相談は最寄りの商工会議所までお気軽にどうぞ!
松田さんは世界64カ国に2万人の会員を有する世界最大のアメリカ写真コンテスト(PPA International Photographic Competition)にて、2年連続で入選されています。また、写真撮影を重ねることで一家族のストーリーができあがるアルバムのサービスを提供しています。1冊で人生がわかる素敵なサービスです。
当所では開業にあたり諸手続きや帳簿の付け方、決算などをサポートしました。現在、松田さんには当所事業にアドバイザーとして参画していただいています。華やかな商売に見えますが、見えない部分で努力されています。その部分を商工会議所でサポートしていきたいです。そして、撮影した写真を世の中に出していただきたいです。
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