千歳ワイナリーは昭和63年の創業以来、その名の通り千歳市でワインづくり一筋に歩んできました。千歳周辺に自生する「不老長寿の実」と呼ばれる木の実ハスカップを原料として、ワインづくりを始め、現在は、余市の契約農家で栽培されたピノノワールとケルナーブドウでもつくっています。北の大地が育てた芳醇で果実味豊かなワインを醸しています。
また、当社は北海道の大切な文化でもある札幌軟石を使って36年に建造された石蔵造りのワイナリーです。
ワイナリー内には、醸造施設をご覧いただける見学コースを設けており、蔵内の醸造スペースや瓶詰め室など、実際のワインづくりに使われている設備を間近でご覧いただけます。見学後は、ショップカウンターでワイン(一部を除きます)の試飲やショップで北ワイン、ハスカップワインをお買い求めいただくこともできます。
当社は、地域密着を目指し、市民ならびにお客さまに愛されるよう常に心がけております。そして、多くの方々にワインの魅力を知っていただくために、千歳市内はもちろん、道内のイベントにも出展しております。こうしたイベントを通して、多くの方々と触れ合うことで、地域の活性化に少しでもお役にたてればと心から願っております。
千歳商工会議所の立田さんとは、毎年秋に開催される「さっぽろオータムフェスト」で、一緒に仕事をさせていただいております。このイベントは道内の市町村が、おのおのの地域の名産品を出展し、PRする北海道最大級の食の祭典です。
この出展をきっかけとして、立田さんには助成金や補助金の申請などをはじめ、さまざまな経営相談をさせてもらっており、今後も連携してまいりたいと願っております。
当社は、今後も皆様に愛される企業を目指し、かつ人とのつながりを大切にしていく企業として、北海道ならびに日本を代表する会社に発展していきたいと思っております。
担当者からひと言
ご相談は最寄りの商工会議所までお気軽にどうぞ!
三澤さんは、千歳ワイナリーの社長として活躍されている千歳を代表する若手経営者の一人です。当所の議員であり、青年部のメンバーでもあります。その若い発想力と行動力、併せて温故知新、ワインの歴史に敬意を表する姿には頭が下がります。
また、社員の方々とも交流させていただいておりますが、皆さん人当たりが良く、仕事も一生懸命で、三澤社長のもと職場環境の良さが見てとれます。
同社のワインは、おいしい道内産の食材とマッチする稀(まれ)な逸品です。当所では、このワインを一人でも多くの方々に味わってもらうため、今後もさまざまな面で応援し、三澤社長とともに地域活性化に取り組んでまいる所存です。
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