「観光とまちづくり」テーマに
鳥羽商工会議所女性部は10月28日、鳥羽市議会議員との意見交換会を同所ホールで開催した。研修事業の一環として行ったもので、同市議会広聴広報委員会が2017年に開始した各種団体が議員とテーマに沿って意見交換を行える「TOBA(とば)ミライトーク」制度を利用。当日は議員13人が来所し、女性部会員ら23人が参加した。
同女性部は17年、一市民かつ女性経営者として市の現状と課題を考える機会をつくりたいと同制度を初めて利用。初回は観光と産業、福祉問題などをテーマに女性部が質問し、議員が答える形式で実施した。その後、こうした場は重要だとして定期開催を決定。翌18年は本会議を傍聴し、今年はワークショップ形式での開催となった。
この日は「観光とまちづくり」をテーマに4グループに分かれて作業。各人が課題や意見を付せんに書き、グループ内で話し合ってまとめ発表した。また議員から、市の防災の取り組みについての説明も行われた。進行役を務めた山本哲也副議長は「意見は議会力向上に生かしたい」と総括。同女性部の水谷伸子会長は「女性の視点を取り入れ、より良いまちづくりに生かしてほしい」と述べた。参加会員からは「市民と行政がつながる良い機会」と、今後も継続を望む声が上がった。
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