もらってうれしい大人の手土産 琵琶湖が育てた希少な鮎「小あゆ煮・あゆの姿煮」

小あゆ煮・あゆの姿煮3尾詰合せ 3300円(税抜)

優美な容姿と、香り高く、淡白な味わいの中に後味を残すはらわたの高貴な苦味。鮎は川魚の王様。自然の神様はよくぞこんなうまい魚を作り出してくれたと感謝する。ほぼ全国の清流に生息しているが、琵琶湖産の天然小鮎は成魚でも10㎝以下という、世界で唯一ここにだけ見られる希少な鮎として珍重されている。

朝一番に琵琶湖の浜に水揚げされたこの“小鮎”を、小さな釜で少しずつ、直火で炊き上げたのが「小あゆ煮」。熟練の職人が手間暇を惜しまず、数時間付きっきりで仕上げる。できあがりはふっくらと柔らかで、煮崩れもいっさいない。“香魚(こうぎょ)”と呼ばれる鮎の独特の香りを逃さずに、甘すぎも辛すぎもしない上品な食味は、熱いご飯のおかず、酒のさかなにぴったりだ。「あゆの姿煮」は琵琶湖産の稚鮎を自然に近い形で成魚に育て上げたものを、じっくりと数時間煮込んだもの。美しいあめ色の姿態は眺めているだけで感動するほどだ。じっくり煮込んでいるので、骨やひれも箸でほろりとほぐれるほどで、口にひっかかることがない。皿に盛った一尾を少しずつ味わいながら、杯を交わすときのシアワセといったら。日本一の湖・琵琶湖と、滔滔(とうとう)と流れる湖水にたゆたう鮎に感謝!

Data

社名:あゆの店きむら(木村水産)

所在地:滋賀県彦根市後三条町725

電話: 0749-22-1775

Information

HP:http://www.ayukimura.co.jp/

小林しのぶ 千葉県出身。いつも取材で世界中を飛び回っている行動派の旅行ジャーナリスト、フードアナリスト。食べた駅弁の数は5000食を超え、「駅弁の女王」とも呼ばれている。『ニッポン駅弁大全』(文藝春秋)など著書多数。
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