湯山製作所
9月24日、公益社団法人発明協会主催、日本商工会議所ほか後援の「令和2年度全国発明表彰」の受賞企業が決定し、日本商工会議所会頭賞に湯山製作所の「全自動散薬調剤装置(薬剤フィーダ)」が選ばれた。
この装置は、散薬調剤業務において、人手に頼っていた薬品の選択、および秤量(ひょうりょう)・鑑査を自動化することによって、これまでの自動散薬分包機を使用して行っていた調剤業務の全てを完全自動化したものである。これまで薬剤師の能力に頼ってきた調剤業務を、ロボットにより実現するとともに、自動化により薬剤師が調べる時間、考える時間、患者と向き合う時間を創出し、調剤業務の質の向上に大きく貢献する点が評価された。
「調剤業務の自動化と安全性の向上を目標に新しい技術を取り入れ日々挑戦し続けています。今回の受賞を励みにして、これからもチャレンジ精神を忘れずに国内外の調剤の自動化を進めて社会に貢献できればと考えています」と代表取締役社長の湯山裕之さんは将来を見据えて話す。
お問い合わせ
湯山製作所
所在地:大阪府豊中市名神口1-4-30
電話:06-6868-5155
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