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100年経営に極意あり!長寿企業の秘密 2千年以上も続いてきたサーカス コロナ禍も夢を持続して未来へつなぐ

木下大サーカス

岡山県岡山市

“サーカスの華”、空中ブランコは、大小6つのブランコで繰り広げられる

大陸に渡り曲馬団を旗揚げ

サーカスは、紀元前の古代エジプトや古代ローマにすでにその原型があったとされる。日本でも、8世紀に中国から軽業(かるわざ)や曲芸などを見せる散楽(さんがく)が伝来し、それが大衆芸能として発展し、日本のサーカスの源流となった歴史がある。その流れを受け継ぐ木下大サーカスは、明治35(1902)年に初代の木下唯助が20歳で軽業一座を組織して大陸に渡り、大連で曲馬団を旗揚げしたのが始まりである。

「初代は香川県丸亀市の矢野家の出で、叔父が経営する移動動物園で働いていました。岡山巡業の際、勧進元の木下藤十郎に見込まれて養子に入り、藤十郎が岡山市に創設した劇場の興行を手伝いました。その後、軽業一座を率いて大連に渡り、曲馬団を旗揚げしたのです」と、四代目で社長の木下唯志さんは創業の経緯を説明する。

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