青梅商工会議所(東京都)は11月14日、市内の工場をオンラインで見学できる「おうめオンラインオープンファクトリー」を開催した。昨年11月に30社が参加して初開催した工場見学会には市民ら延べ450人が参加し、大好評だったことから2回目を開催。新型コロナウイルス感染防止のため今回はウェブ会議システム「Zoom」を活用して実施した。
同イベントでは、青梅市内の14社が工場を公開。業種はプラスチック成形や金属加工、藍染め製品製造など多岐にわたった。見学は無料で完全予約制とし、延べ175人が参加した。
開催に当たり、同所はオンラインによるコミュニケーションやウェブ活用についてのセミナーを開催。専門家による個別相談も行うなど事業者をサポートした。実施後のアンケートでは、参加者の94%が大満足または満足と回答。参加企業からは、「オンライン活用のスキルアップになった」「従業員のプレゼン能力が向上」「自社の魅力を伝えられた」などの感想が寄せられた。
同所は「普段見られないものづくりの現場を知ることで、ものづくりへの関心が高まれば」と話している。
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