伝えていきたい日本の技 カラー枡

大橋量器(おおはしりょうき)(岐阜県大垣市)

鮮やかな色とナチュラルな木肌を組み合わせたデザインは海外でも高く評価され、注目を集めています(撮影:加藤正博)

今月は、ポップなペイントを施すことで木枡の新たな可能性を提案するカラー枡(ます)をご紹介します。

大垣市の枡産業は、明治時代の中ごろに枡づくりの職人が技術を持ち込んだことで始まり、良質なヒノキの産地が近かったため盛んにつくられるようになりました。現在では生産量の全国シェア80%を占める、木枡の一大産地となっています。

「カラー枡」は、計量したり、酒を飲むためのものという枡の従来のイメージを覆し、インテリアとして使ってもらえたらという着想から開発されました。カラフルな小物入れとして、もちろん酒器としても使えるよう、1点ずつ手作業でシルク印刷を施し、液体ガラスでコーティングしています。

縁起物でもあり、国産ヒノキの香りとあられ組みと呼ばれる伝統的な組み技術を楽しめる枡の魅力を届けるため、大橋量器は「粋な枡」を追求し続けています。

お問い合わせ

大橋量器

TEL:0584-78-5468

HP:http://www.masukoubou.jp/index.php

※月刊石垣2020年12月号に掲載された記事です。

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