各地商工会議所を通じて集まった逸品を、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、11月10~16日に出店した藤岡商工会議所の出品商品を紹介する。
藤岡商工会議所は、健康食品として注目されている「黒にんにく」や大粒の栗を使ったマロングラッセなどを紹介した。
黒にんにくは、ニンニクを熟成・発酵させることで栄養価を高めたもので、疲労回復や生活習慣病の予防などに効果が期待されている。熟成したものは黒くなり、生のまま食べられる。
「かんじゅくおじさんの熟成黒にんにく」は、自然循環農法にこだわる高田ふぁーむが自家農園で栽培したニンニクを高温・高湿の環境で約1カ月熟成させたもの。気になる食後の臭いもないと好評だ。同商品は今年4月、群馬県内で生産・加工された優良産品として「令和2年度および3年度群馬県推奨品」に認定された。
「和栗deグラッセ」は藤岡市内で、自家焙煎(ばいせん)のコーヒーを提供するカフェ・薔薇絵亭(ばらえてい)が季節のスイーツとして開発したマロングラッセ。群馬県産の大粒の栗を渋皮付きで使用し、添加物を使わず製造した。柔らかくて甘みが強い栗はコーヒーとの相性が抜群だ。また、同店は爽やかな酸味が特徴のリンゴ「紅玉」を使ったリンゴジャムや、オリジナルブレンドをはじめとするこだわりのコーヒー豆も販売した。
同所は「藤岡市は豊かな自然が広がるまち。その魅力と、事業者のこだわりが詰まった商品を、より多くの人に知ってほしい」とアピールした。
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