東京商工会議所は、同所が実施する六つの検定試験(東商検定)を2021年度からインターネット経由で行うIBT(Internet-Based Test)方式に変更する。
東商検定は、ビジネスの現場で役立つとして企業や学校で活用されている。従来全国一斉に会場集合型の試験を実施してきたが、20年度は新型コロナウイルス感染症の流行により一部中止となり、多くの受験者が受験機会を失った。そこで安定的な受験機会を提供するためIBT方式を導入。受験者は自分のパソコンを使い、都合のよい日時に自宅や会社で受験できる。即時採点ですぐに合否が分かるのもメリットだ。
対象となるのは
▽カラーコーディネーター検定試験(アドバンスおよびスタンダードクラス)
▽ビジネス実務法務検定試験(2・3級)
▽福祉住環境コーディネーター検定試験(2・3級)
▽BATIC(国際会計検定)
▽環境社会検定試験(eco検定)
▽ビジネスマネジャー検定試験
―で3月16日に21年度の受験案内を公表した。ビジネス実務法務検定試験と福祉住環境コーディネーター検定試験の1級は22年度からIBTに移行予定。
受験申し込みはインターネットで受け付ける。試験当日は受験サイトにアクセスし、ウェブカメラなどをつないで受験する。
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