八戸商工会議所(青森県)は5月2日、南部せんべい発祥の地とされる市の業界再生を目指す「八戸の南部せんべいブランド力向上プロジェクト」の一環として、南部せんべいのPR販売会を開催した。
販売会には、参加した6店舗合計で67種類の南部せんべいが並んだ。手軽にさまざまな味を食べてもらおうと、各店舗のせんべいを1枚や2枚入りの個包装にして1枚50円から販売。ごまや豆などの定番商品のほか、チョコレートやチーズ、コーヒーなど、さまざまな味を少しずつ楽しんでもらえるようにした。さらに、販売会に合わせて新たに開発した、各店舗の個包装8枚を詰め合わせたパック商品(540円(税込み))も販売。南部せんべいのアレンジレシピや豆知識を紹介したリーフレットも同封するなど、新たな魅力の発信につなげた。
購入した人は「豊富な種類に驚いた」など南部せんべいに興味を示し、参加した事業者からは「お客さまにとっては選ぶ楽しみがある」「個包装は気軽に配れる、しけらないなどの利点がある。お土産として買っていただければ」と期待の声が寄せられた。
商品は、市のお土産ショップやスーパーマーケットなどで販売中。個包装の商品は、地元の小売店でも取り扱っている。
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