越谷商工会議所(埼玉県)と栃木銀行は、「地域産業活性化に資する連携・協力に関する協定書」と「創業・新事業支援についての覚書」を5月21日に締結した。
同所と同行は、「創業・新事業支援および金融支援に関わる事項」「中小企業・小規模事業者のイノベーションおよび、社会的課題解決に関わる事項」「地域企業ニーズへの対応およびセミナー・講演会の開催」「企業の経営改善・人材育成・まちづくり」など五つの分野で協力体制を強化。双方の強みであるコンサルティング機能の発揮とデジタルの活用により、地域経済の活性化につなげる。
締結式で、同所の井橋吉一会頭は「新型コロナウイルスの影響で業績の悪化や廃業を余儀なくされている事業所が出てきている中、金融機関や商工会議所が先頭に立ち、地域の持続的発展を図っていきたい」とあいさつした。
今後、「こしがや企業応援プラットフォーム(同所が代表機関として行政・中小企業支援機関・金融機関などと連携して中小企業の経営支援を図る連携体)」を活用して、ビジネスマッチングや経営改善支援、創業・事業承継サポートなどに取り組んでいく。
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