草加商工会議所(埼玉県)はこのほど、コミュニケーションロボット「ケビー(kebbie)くん」を同所の受け付け窓口に案内役として設置した。
「ケビーくん」は、来所者へのおもてなしの向上などを目的に導入。コロナ禍で設置したアクリル板などによる来所者との距離を縮めようと6月23日から着任している。
来所者が「ケビーくん」の前に立つと胸部にあるセンサーが反応。顔部のタッチパネルに表示される「経営相談」と「その他の相談」の文字に触れると、事務所側に設置したスピーカーで「経営のご相談でお客さまがお見えです」「その他のご相談でお客さまがお見えです」と職員にアナウンスする仕組みだ。
職員の服装に合わせて、8月からは草加市の地場産業の一つである「ゆかた染」のクールビズシャツを着用。利用客からは、「かわいい」「写真を撮りたい」などの声が寄せられ評判だ。
窓口で対応する職員数が足りないような場合でも、「担当者が来るまで、僕と話してくれませんか?」と話し掛け、市や会議所業務に係るおしゃべりで間を持たせてくれるという。
最新号を紙面で読める!