七尾商工会議所(石川県)は、市や金沢大学・地元金融機関など9団体でSDGsを推進するコンソーシアム「ななおSDGsスイッチ」を設立し、10月16日に協定署名式を行った。
コンソーシアムは、SDGs・ESG経営や地域課題解決型の新事業に取り組もうとする企業、SDGsや地域の課題解決に興味関心のある一般市民・学生などを支援するモデルをつくり、持続可能な七尾市の実現を目指すもの。各機関がこれまで培ってきた経験やノウハウを結集させ、SDGsを推進する企業の支援施策を展開していく。
今年度は、高校生以上を対象に、SDGsの理念や目標を能登の視点で学べる「能登SDGs市民大学」を開講。第1期生は、10月から2022年3月まで月1回の講座を受講し、市民大学で得た学びやつながりを、経営や地域活動に生かしてもらう。
次年度以降は、他機関とも連携を拡大させ、「SDGs相談窓口の開設」「SDGs推進向け金融商品の開発・販売」「内閣府『SDGs未来都市』認定制度申請」などにも取り組み、地域のSDGs達成に向けた事業をさらに推進していく。
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