赤平商工会議所(北海道)など民間中心の9団体でつくる「赤平炭鉄港推進協議会」は、10月23日に「こもれび通りウオーキング大会」を開催した。同協議会は、日本遺産に認定された「炭鉄港」(空知の「石炭」、室蘭の「鉄鋼」、小樽の「港湾」とそれをつなぐ「鉄道」によって繰り広げられた北の産業革命)をアピールし、市民の意識醸成や地域活性化を図ろうと7月に発足。最初の取り組みとして、市民を対象に同イベントを企画した。
イベントは、赤平の貴重な炭鉱遺産を紹介する「赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設」をスタートし、施設前の「こもれび通り」を紅葉や日本遺産を眺めながら歩くコースを設定。ゴールでは、かつて炭鉱長屋で食べられていたみそベースのホルモン鍋「がんがん鍋」と特産品として売り出し中の「トマトカレーパン」を提供した。同協議会は、同イベントを契機に、交流人口の増加に向けて多様な炭鉱遺産の活用事業に取り組んでいくという。
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