富士山駅ビルで常設販売開始
富士吉田商工会議所は3月27日、富士急行富士山駅駅ビル「Q-STA(キュースタ)」で「富士吉田ブランド」認定商品の常設販売を開始した。場所は土産・地場産品を扱う1階「ゲートウェイフジヤマ」内。地元の人気菓子やうどんなどの食品をはじめ、「富士山ほぐし織傘」(舟久保織物)、「富士山モチーフネクタイ」(山崎織物)、独特の薄く滑らかな生地でつくられた「ひとにやさしいブックカバー」(光織物、※本誌4月号で紹介)など地場産業の織物をアピールする商品を並べた。
同ブランド認定制度は、富士吉田の魅力発信と認知度向上を図るプロジェクトとして2017年にスタート。将来性・地域性・品質などの基準を満たした製品を認定するもので、17年度と18年度合わせてこれまでに16商品を認定し、専用ウェブサイト(QRコード参照)やパンフレットを作成してPRしている。
2月19~22日には販路開拓を目的に東京・渋谷で展示会を開催。個別商談や一部商品の販売を実施した。期間中はバイヤーら76人が訪れたほか、一般客も大勢来場し好評を得た。 同所は「多くの人が訪れる駅ビルに販売拠点を設けたので、今後もさらにブランド認知を図っていく」と意気込みを見せている。
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