金沢商工会議所(石川県)はこのほど、1930年発行のパンフレットに掲載された金沢市中心部の鳥瞰(ちょうかん)図を公開した。鳥瞰図は、縦45センチメートル、横1・8メートル。もとは同所旧会館に飾られており、同館閉館記念展示で多くの来場者が興味を持ったことから原画の価値を認識したという。鳥瞰図は、「金沢城」や「兼六園」「粟ケ崎遊園」などの観光名所が描かれ、美しいまち並みが色鮮やかに表現されている。現在は、同所専務理事室に飾られており、普赤清幸専務理事は「歴史ある貴重な原画を大切に受け継いでいきたい」と話している。
次の記事
前の記事
関連記事

セレクト地域短信 展示会出展サポート 地元小規模事業者対象に
滋賀県 草津商工会議所
草津商工会議所(滋賀県)は地元の小規模事業者向けに、2月12~14日に東京ビッグサイトで開催された「東京インターナショナル・ギフト・ショー...

セレクト地域短信 新事務所へ移転 復興に向けた拠点整備
石川県 輪島商工会議所
輪島商工会議所(石川県)は2月3日、能登半島地震と奥能登豪雨からの復興に向けた拠点施設となる「輪島商工復興センター」に事務所を移転した...

セレクト地域短信 日台の交流人口拡大へ 偉人にちなんだ定食考案
長崎県 平戸商工会議所
平戸商工会議所(長崎県)はこのほど、平戸市と共に、同市生まれの偉人で「東アジアの英雄」と呼ばれる鄭成功(ていせいこう)にちなんだ定食「...